狼と香辛料アニメ3期12話金の密輸の解説とあらすじ・感想!ピンチを救う賢狼ホロ

狼と香辛料 アニメ 3期 12話 感想 アニメ

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ノーラ、レメリオ商会とともに始まった金の密輸。

しかし、ラムトラで金を仕入れたあと、リュビンハイゲンへの帰り道で狼に囲まれてしまいました。

仕方なくホロとロレンスはノーラたちと別れ、ホロが説得に向かいます。

ホロの帰りを待つロレンスですが、彼の前に現れたのはレメリオ商会の仲間たち。

助けが来たのかと思って一度は安心したロレンスでしたが、彼らはロレンスに襲いかかりました。

金の密輸はレメリオ商会との信用買いで始まったことでしたが、レメリオ商会はロレンスたちを裏切ったんですね。

絶体絶命のピンチに立たされたロレンス。

このままでは、ノーラの命も危ない状況です。

ロレンスはこの窮地をどうやって脱するのか。

それでは、狼と香辛料アニメ12話のあらすじ・感想を見てみましょう!

金の密輸に関するちょっとした解説もしているので、アニメ12話を見て儲け話のからくりがよくわからなかった人も参考にしてくださいね♪

 

狼と香辛料アニメ3期12話あらすじ・金の密輸の解説

狼と香辛料アニメ第12話「裏切りの代価と黄金の代価」のあらすじは、以下のとおりです。

レメリオ商会に裏切られ奇襲を受けたロレンスは、怪我を負い森に放り出されてしまった。傷ついたロレンスの前に、森の狼たちと話をつけたホロが戻ってくる。裏切りを知り、怒りを抑えられないホロは、レメリオ商会に復讐するために駆けだそうとする。しかしロレンスは、危機が迫るノーラを助けてほしいと頼むのだった。それは、天敵である羊飼いを助けることはホロにとって受け入れがたいもので――。

引用:狼と香辛料アニメ公式サイト

ところどころで金の密輸の解説もしているので、参考にしてくださいね!

 

ホロと再会しノーラのもとへ向かう

手を縛られてしまったロレンスは、焚き火でロープを燃やして手をほどきます。

そして、ホロやノーラを助けるため一目散に走っていきます。

しかし、ロレンスの体はボロボロ。

雨の中必死に走りますが、足がもつれてその場に倒れ込んでしまいました。

すると「感動の再会かや」と言って目の前に現れたのはホロです。

ロレンスの体を見て裏切られたことを知ったホロは「わっちは人を殺すかもしれぬ」と、憤りを見せます。

ホロは、自分の服を濡れないよう後生大事に持っていたロレンスを苦しめた者たちに対して、怒りが収まらないようです。

ちなみに、若造のオオカミには膝をつかされたとのこと。若造の傲慢さをぐっと飲み込み頭を下げたことで、事なきを得たんですね。

そんなホロに対して、ロレンスはノーラを助けてほしいと頼みます。

羊飼いのノーラはホロの真の姿を知らないことから、ホロを敵だと思ってしまうでしょう。

そのため、ホロはロレンスの頼みを断りますが、「それでも助けてほしい」との切な願いにホロは首を縦に振ります。

ただ、「わっちの癇に障った者の命は保証しない」ということが条件です。

そんなホロに対し、ロレンスは「オレはお前を信じている」と言います。

「ぬしも口がうまくなったの〜」と言いながらホロは麦を噛み、狼の姿となりました。

そしてロレンスを背中に乗せて、大急ぎでノーラの元へ向かいます。

本当に羊飼いが苦手なホロ。そのことを改めてロレンスに伝えつつ、助けられた暁には食いきれぬほどの「桃のはちみつ漬け」を礼によこせと伝えましたよ。

 

ホロはリーベルトたちに襲いかかってノーラを助ける

リーベルトたちとともに進むノーラを見つけたホロは、一行の上を飛び越えていきます。

飛び越えた先でロレンスを降ろしたあと、「あとは任せるがよい」と言って、ホロはリーベルトたちを襲いにかかりました。

リーベルトに「オレを守れ、オレを守れば300リュミオーネの報酬だ」と言われたノーラは、エネクをホロに向かわせます。

しかし、ホロはエネクを一蹴り。

そのままノーラに飛びかかるかと思いましたが、ホロはノーラを飛び越えた先のリーベルトに襲いかかりました。

ノーラに襲いかかろうとするホロに向かってロレンスは何かを叫びましたが、何と叫んだのかはわかりません。

その後、ロレンスはノーラのもとへ駆け寄り、「あの狼はホロです」と真相を話してあげます。

リーベルトをくわえてロレンスの元へ戻ってきたホロ。

「殺さなかったのか?」との問いかけに、「わっちの腹は金を好まぬ」といって、リーベルトを口から離しました。

ロレンスはリーベルトが持っていた金を手にしたあと、ノーラに「レメリオ商会は我々を裏切ったんです」と詳細に話してあげます。

 

ノーラやホロに自分の考えを話すロレンス

リーベルトが持っていた金を手に取ったロレンスは、ノーラやホロに自分の考えを話し始めます。

「この金には600リュミオーネの価値がある。我々は裏切られた身であるため、密輸なんかせずそのまま金をもらって逃げても良いだろう。しかし、レメリオ商会の出資がなければ金を買えなかったのも事実。これを持ち去ってしまったら、彼らが完全に破産するのも事実。」

【解説】なぜ金を持って逃げることができる?
金の密輸は、ロレンスとレメリオ商会の信用で成り立っています。それまで金の所有権は両者にありましたが、レメリオ商会が裏切ったので金の所有権はロレンスに移りましたよ!レメリオ商会は裏切ったので、偉そうなことを言える立場ではなくなりました。

ここまで話したあと、ホロはロレンスの体に顔を近づけました。

ホロは、ロレンスの話に納得がいかないようです。

そんなホロに向かって、ロレンスは自分の考えを話し続けます。

「裏切られたから復讐しておしまいとはならない。仕返しをされるかもしれない。」

それなら、レメリオ商会一行を排除すればいいのではないかと言いたげなホロに対して、ロレンスは話を続けます。

「明日もまた生きていくのであれば、明日につながるものを選択しなければならない。」

そしてホロに感謝の気持ちを精一杯述べたうえで、説得に踏み切ろうとします。

すると、「もうよい、好きにするがよい」とホロも半ば呆れ気味に承諾。

ホロに「ありがとう」と感謝の言葉を述べたロレンスは、ノーラに次のような提案をします。

「その金をどうするかはノーラさんが決めてください。ただ、リュビンハイゲンに金を持ち込んで売るのであれば、これは10倍近い価値になります。それだけあれば、私たちとともにレメリオ商会も救うことができます。」

 

ノーラに金を託した真相

ノーラと別れたホロとロレンスは、2人で並んで道を進みます。

2人の沈黙を破ったのはホロです。

「さて、ぬしよ。本当のところを聞かせてもらおうかや。」とロレンスに話します。

「金の量が少なすぎるんだよ、あれじゃあ600リュミオーネなど絶対にいかない。いいところ100だ。」とロレンス。

要は、密輸しないと儲からないということです。

100リュミオーネ分しか買えないほど、レメリオ商会は切羽詰まっていたんですね。

ただ、ノーラに話したことの半分以上は本心であるとのこと。

レメリオ商会を救うのは他人を救うためばかりではなく、自分たちのさらなる儲けのためでもあると言うのです。

「だからレメリオ商会には落とし前をつけてもらう。ここから先はオレに任せてほしい」と言い放ちます。

ロレンスの話を聞いたホロは、彼を背中に乗せてリュビンハイゲンまで駆けていきました。

 

レメリオに金を500リュミオーネで買い取ってもらう

ロレンスは一人レメリオ商会へ出向き、密輸した金を500リュミオーネで買い取ってほしいと頼みます。

高すぎる金額に不満をあらわにするレメリオ。

すると、ロレンスは暖炉のほうへ向かい、レンガをはがして夜逃げ用の財産をレメリオに見せつけます。

そして、500リュミオーネで買い取ってもらえないなら、夜逃げ用の財産をもらったうえで、金も別の誰かに売ろうという代案を話し始めたのです。

「10年の分割払いで構わない」この言葉に折れたレメリオは、借用証書を書きます。

借入先はローエン商業組合とし、彼が絶対に逃げられないようにするほどの徹底ぶり。

組合相手なら、さすがに逃げ切れませんからね!

このいきさつを聞いたローエン商業組合の館長ヤコブは、ロレンスの無事に大喜びです。

そして、レメリオに書いてもらった借用証書を30リュミオーネで買い取ってくれました。

ヤコブ館長はあまりにも嬉しかったのか、レメリオ商会に債権の目処がついたら、もう100リュミオーネプラスするとの大盤振る舞い!

ロレンスの再建を願うヤコブ館長の優しさの表れですね!

【解説】ロレンスの儲けはいくら?
ここまでで、ロレンスは130リュミオーネ儲けることができました。実際はここからノーラへの報酬や借金返済などをおこなうので、手元に残るのはほとんどないでしょう。

 

ホロの名前を優しく呼んであげるロレンス

ロレンスは、酒場で待っていたホロと合流。

ホロはロレンスに2つ尋ねたいことがあると言って質問します。

1つ目は、あの小娘をどこまで信用しているのかということ。

ロレンスは、「仮にノーラが金を持ち去ったとしても、すぐに追いかけられると算段できるくらいには信用していない」と答えます。

続いて「2つ目の質問は?」と問いかけるロレンスですが、ホロは口を開けることなく席を立ってしまいました。

2人でリュビンハイゲンの入口へ向かい、ノーラの帰りを待ちます。

そのとき、ホロが少し聞きづらそうにしながら2つ目の質問をしました。

「ぬしは覚えているかや。わっちが犬と小娘と向き合ったとき、ぬしがどちらの名を呼んだのか。わっちは頭に血が上っておって聞こえんかった。じゃが、ぬしはどちらかの名を呼んだはずじゃ」

すると「お前の名を呼んだ」と答えるロレンス。

一瞬びっくりするホロですが「ぬし、嘘をついたな」と歯向かいます。

「あぁ、ついた」とロレンスが言えば、きっと睨みつけるホロ。

実際のところ、ロレンスはどっちの名前を呼んだのか覚えていないとのことです。

「しかし、あの状況ならお前の名前を呼んだはずだ。なぜなら…」

期待したような面持ちでロレンスを見つめるホロ。

しかし、ロレンスが話した理由は予想外のものでした。

「なぜなら、お前の名前のほうが一文字短いからだ」

この言葉にホロは怒ってしまい、ロレンスに殴りかかりました。

冗談でもなんでもなく、本当にロレンスがそう思っていることに腹が立っているんですね!

その時、遠くからノーラの姿が見えました。

ロレンスの前に立ったホロは「ぬしよ、名前を呼んでみよ」とロレンスを追い詰めます。

さて、ノーラとホロの2人を目の前にしたロレンスはどちらの名前を呼ぶのか。

ロレンスはすーっと息を吸って口を開きました。

しかしその時、時計台の鐘が鳴ってしまったので、ロレンスが何を叫んだのかはわかりません。

また怒りをあらわにするホロをよそに、ロレンスはノーラに向かって手を振ります。

ホロがロレンスの近くまでやってきたかと思うと、ロレンスは「ホロ」と優しく話しかけます。

「やはりホロのほうが呼びやすい」

ホロは「たわけ」と言いつつも、どことなく嬉しそうな表情を見せました。

ホロとロレンスの2人にほっこり♪

 

狼と香辛料アニメ3期12話の感想

狼と香辛料アニメ第12話では、献身的なホロの姿に心がほっこりしましたね。

ロレンスも言っていましたが、今回はホロがいないと本当にみんなの命はありませんでした。

ここまで尽くすホロですから、やはりロレンスには好意を寄せてもらいたいもの。

しかし、ロレンスのお人好しも相まって、なかなかホロの思惑通りの答えが返ってきません。

もどかしそうにするホロの気持ちもわかりますし、でもロレンスに悪気なんてないし。。。

いち視聴者からすると、「もう早くくっついてしまえ!」としか思えませんね。

ロレンスの頭の良さにも脱帽…

狼と香辛料を見ていると、本当にお金の勉強になります。

信用買いで一番ご法度なのは相手を裏切ることで、裏切った瞬間にすべての権利が相手のものになることがよくわかりました。

また、相手を逃さないために借用証書の借入先を「ローエン商業組合」にしたこともお見事です!

変わらずノーラが良い子で、ちゃんと金を持って返ってきてくれたことにも安堵しましたね。

ノーラのこれまでの印象があまりにも良かったので、ここで裏切って去られたらショックだなと思いましたよ。

さて、2人と再会したノーラの口からどんな言葉が発せられるのか。

気になる続きは、第13話で確認してみましょう♪

 

まとめ

ホロが献身的に助けてくれたおかげで、無事に窮地を逃れることができたロレンス。

ノーラを助けることだけでなく、商売にも成功しましたよ!

さて、いよいよ次回でリュビンハイゲンでの旅のラストを迎えます。

第13話は、狼と香辛料アニメ1期にはなかった内容ですね!

どんな話になるのか、今から放送が待ちきれません。

狼と香辛料アニメ13話のあらすじ・感想は、こちらからどうぞ!

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